東海会の皆様、こんにちは!
11月となり、すっかり秋となりました。何をするにしてもよい気候で、年末に向けていろいろな行事が企画されていることと思います。東海会でも、岐阜県会若手交流会(11月22日)、ソフトボール大会(11月23日)、スクランブルゴルフマッチ(12月2日)、愛知県会懇親旅行(12月2日)等が企画されています。お忙しいとは存じますが、是非とも東海会の行事にご参加いただけましたら、大変にありがたいです。企画・運営をする委員会の皆様、大変にご苦労様ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
東海会会長 挨拶(2023年11月)

稲垣靖
1.顧問・相談役と執行部との意見交換会について
10月10日(火)に東海会の顧問・相談役の皆様と最近の東海会の活動について意見交換をさせて頂きました。東海会では、会長経験者を顧問、会長経験はありませんが公認会計士の活動を通して叙勲等を受けられた方を相談役としています。現在は、顧問として、松岡正明さん、堀江正樹さん、柴田和範さん、久松但さんの4名が該当し、相談役は不在です。この意見交換会は、年に2回開催をしています。
今回のテーマは以下の5点でした。
1.各地域会の剰余金についての、本部からのアンケートと回答について
2.オフィスリノベーションについて
3.賀詞交歓会運営方針について
4.全国研究大会開催年度(2024年度)における事業計画について
5.県会活動行事の協会負担割合の整理
「テーマ1」については、本部からの地域会の剰余金のあり方についてのアンケート調査(回答期限:8月17日)に対する東海会の回答内容についてご説明をし、ご賛同を頂きました。東海会の回答内容の骨子は以下の通りです。
・東海会の繰越剰余金は、209百万円(2023年3月末時点)であり、ここから東海会オフィスリノベーションで約30百万円を利用したため、現在の残高は約170百万円である。東海会の年間予算は約170百万円であり、繰越金残高は、年間予算額と概ね同額であり、過大とは認識していない。
・東海会の繰越剰余金は、今回のリノベーションで約30百万円を活用したように、今後も、東海会の定期総会及び役員会等でしっかりと議論をして、戦略的な事業に有効活用していきたいと考えている。
「テーマ2」については、オフィスリノベーションに対する、本部及び他地域会から高い評価を頂いていること、及びリノベーションの成果のKPI(会員の利用者数、事務局スタッフの残業時間及び休日出勤数の減少等)の進捗状況について共有をさせて頂きました。
「テーマ3」については、賀詞交換は、会員のみならず、ステークホルダーとの交流という位置づけを、再度、確認にし、その結果として、ご招待する政治家の明確化や準備の早期化等について意見交換をし、ご了解を頂きました。
「テーマ4」については、名古屋大会2024の年度については、東海会の役員、会員、及び事務局スタッフの負担が大きくなるため、毎年8~10月に定例で開催されている研修会、懇親会(旅行、ゴルフ等)の開催回数の見直しなど、メリハリをつけた次年度事業計画をつくることについて意見交換をしました。この結果、2024年8~10月の事業については、原則、中止(外部団体等の兼ね合いで開催が不可避なものは除く)として、懇親会(旅行、ゴルフ等)は、可能であれば、名古屋大会2024のエクスカーションに合流する方針がご了解いただけました。
「テーマ5」については、各県会の負担割合等が公平になるように、11月13日開催予定の4県会会長と執行部との意見交換会でしっかりと議論することとなりました。

2.日本公認会計士政治連盟「懇親パーティ」について
10月12日(木)に、The Okura Tokyoにて懇親パーティが開催され、東海会からは、稲垣の他、柴田元会長、久松前会長、大島副会長、清水副会長、浅野副会長他が参加しました。この会は、国会議員の皆様に、公認会計士制度に対するご理解を深めていただくことを主旨として、多数の国会議員をお招きするものです。当日は、90名の国会議員のご本人参加があり、大変に盛況に開催されました。
冒頭の手塚正彦政連会長の挨拶では、資本市場の進化のためには、以下の4点の実現が必要であることと、これに関する国会議員の皆様のご理解とご協力をお願いしました。
・株主総会前の有価証券報告書提出
・不正会計をやった会社の経営者の罰則強化
・監査報酬の決定権限を監査役に
・東京証券取引所の市場構造改革
これらを実現するためには、金融商品取引法や会社法等の改正が必要であり、協会内外での多くの議論と大きな政治力が必要です。これらを実現すべく、私たちも政治連盟の活動の必要性を今一度しっかりと再認識し、積極的に活動をしていく必要性を感じました。
この日は、東海会のエリアを選挙区とする国会議員も多数ご参加くださり、それらの方としっかりとコミュニケーションを取ることができました。東海会も、地域会として、地元の国会議員とのコミュニケーションを強化するとともに、議連に加入してくださる地元の国会議員を増やすなどの活動の必要性を再認識する機会でした。

3.日本税理士連合会・公開研究討論会について
10月13日(金)に、名古屋東急ホテルにて、日本税理士連合会・公開研究討論会が開催されました。この会は、会計士協会の全国研究大会と同じ位置づけのものであり、今年は、8年ぶりの名古屋開催(名古屋税理士会・東海税理士会が開催会)とのことでした。名古屋税理士会・東海税理士会からご招待を頂き、東海会からは、稲垣と伊東副会長が出席をさせて頂きました。
討論会(12:15~18:15)と懇親会(19:15~20:45)の2部構成で、討論会には891名、懇親会には542名が参加され、規模的にも、会計士協会の全国研究大会と同水準です。討論会では、主催会である名古屋税理士会と東海税理士会が発表し(2時間×2コマ)、その後、大学の先生による講評がある、という形式で、真剣な取り組みに驚きました。
また、非常に感心したのは、会の運営に関する、素晴らしい企画力と、参加者への細やかな配慮・気遣いでした。例えば、以下の点です。
・会場への最寄り駅である栄駅の改札を出たところから、ホテルに着くまでの道のわかりづらい箇所に、「税理士会」のオレンジのジャンパーを着たスタッフ(業者ではなく税理士)を配置し、親切に誘導があった
・討論会と懇親会の合間時間が会場設営のため1時間あり、この時間潰しのために、休憩室の設置や付近の案内(喫茶、アルコール提供店、公園)がなされた
・ 懇親会のアトラクションは郡上踊りで、参加者(来賓を含む)も法被を着せて参加させたため、非常に盛り上がった
・最近の結婚披露宴のように、当日の動画をエンディングで流した
今回の会は、内容もさることながら、特に、運営について、我々の「名古屋大会2024」の参考になるとともに、非常に刺激になりました!
太田日税連会長、尾崎名古屋税理士会会長、片山東海税理士会会長(実は、稲垣の大学のゼミの後輩です!)、お招きいただき本当にありがとうございました!
4.東海実務補修所2020年期生祝賀会について
10月17日(火)に、コロナ禍で開催することができなかった、2020年期生の合格祝賀会が開催されました。この企画は、前実務補習委員長の小笠原修文さんのたっての希望で、後藤泰彦委員長が実現をしてくださったものでした。同期79名中、23名もの参加で、3年越しの実現に大変に盛り上がりました。2020年期生は、10月で補習所を修了し、12月に修了考査に臨みます。補習所修了に間に合って本当によかったと思います。また、当日はサプライズ企画として、12月20日の東海実務補習所の入所式で表彰される予定の成績優秀者の発表がありました。見事に金賞を受賞されたのは、佐々木梨乃さん(有限責任監査法人トーマツ)でした!おめでとうございました!!
※今月の会長動静はお休みさせていただきます。