会長挨拶 東海会会長 稲垣 靖

東海会 会長挨拶(2024年10月)

 東海会の皆様、こんにちは!
 9月12日に、名古屋大会2024を無事に終えることができました。当日、ご参加してくださった皆様、お忙しい中でのご出席とご協力を本当にありがとうございました!実行委員会と事務局のメンバー一同、無事に終えることができ、ほっとしているところです。とは言え、任期最終年の後半に向け、やるべきことが山積です。ここまで、溜まってしまった業務を棚卸して、優先順位をつけてしっかりと対応していきたいと思います。最後まで頑張りますので、ご協力をよろしくお願いします!

東海会会長
稲垣靖

1.名古屋大会2024

 何と言っても、今月号では、名古屋大会2024についてご報告をしなければなりません。9月12日(木)に開催されました名古屋大会2024、及び13日(金)のエクスカーションの実施概要は、別の箇所でご紹介をさせて頂きます。大島実行委員長をはじめとする、各部門やエクスカーションを担当してくださった実行委員の皆さんの渾身のレポートをお楽しみ頂ければと思います。
 名古屋大会2024では、メインテーマにもある「前例踏襲を打ち破れ。」をモットーに、企画から運営まで実施してきました。我々ができた前例踏襲を打ち破った点は、例えば以下のような点です。
・メインテーマと整合する記念講演と研究発表の内容、加えて、地域会会長会議懇親会、前夜懇親会及び記念パーティの企画をすることができた。
・研究発表では、開催地域会枠の2つのみならず、一般枠で追加の1つ、そして、ランチセッション企画と、東海会で4つの質の高い発表をすることができた。
・従来の大手監査法人への動員要請がない中、東海地方の会員以外にも全国から多くの参加申し込みをいただき、早期に定員(800名)を超える申し込みをいただき、期限前に受付を締め切りすることとなった。
・地域会会長会議を、従来、研究大会の会場で行うところ、東海会のセミナールームで開催することができた。併せて、東海会のオフィスリノベーションの目的や成果のプレゼンテーションをすることができた。
・研究大会の申込サイトを、エクスカーションの申込サイトと一体化することができた。
・記念ゴルフ大会を2か所開催にしました。これは、従来、定員オーバーになってプレイできない会員が多かったため、希望者には全員参加して頂きたいという思いからの企画です。
・参加者へのアンケートを実施し、参加者約850名中、273名の回答を頂き、貴重なご意見を頂くことができた。

 また、当日の運営上でも、以下のような前例踏襲にこだわらない工夫をしました。
・初めてテキストの紙配布を無くし、WEB掲載とし、SDGsとコスト削減を実現した。
・従来作成していた当日用パンフレットを無くし、参加証と一体型とし、紙の削減と参加証を広げれば研究発表の場所が確認できるよう利便性の両立を実現した。
・開会式・記念講演・記念パーティの会場の吊看板を無くし、代わりに映像を活用し、廃棄されるしかない看板の無駄をなくした。
・研究発表会場の案内のサイネージに、名古屋大会のポスターデザインを入れ、名古屋大会の会場デザインの統一を図った。
・東海会の実行委員や職員は「STAFFシール」を付けて、参加会員に分かりやすくおもてなしを図った。
・需要がほとんどなくなっていた「物産販売」を無くし、「お土産紹介コーナー」を新設した。

 上記以外にも細部に亘り、これまでの研究大会ではなかった試みや工夫を取り入れました。これの取り組みが、きっと参加者の満足や参加してよかったと思ってくださることに繋がったのではないかと思います。開催地域会の会長として心から誇らしいです。

9月11日 前夜懇親会にて


 一方で、前例踏襲を打ち破ることができなかったこともありました。それは、研究大会に付随して行われる行事の効率化・簡素化です。名古屋大会2024に付随して行われた行事は以下の通りです。
 
 地域会会長会議(①)、常務理事会(③)、及び理事会(④)は、毎月行われている定例の会議で、これを全国研究大会に合わせて行ったものです。
 懇親会としては、地域会会長会議懇親会(②)、前夜懇親会(⑤)、及び記念パーティ(⑧)の3つがあります。地域会会長会議懇親会(②)は、文字通り、全国から集まった地域会会長の懇親会で本部が主催です。前夜懇親会(⑤)は、翌日の研究大会の発表者及び全国から集まった理事・常務理事を、開催地域会である東海会が歓迎し、壮行する会です。研究大会の記念パーティ(⑦)は、外部の来賓もお招きする研究大会付随のパーティで本部が主催です。
 皆さんもお気づきのとおり、少し懇親会的な行事が多いように感じました。本部の会長・副会長、地域会会長、そして研究大会を担当する地域会の幹部及び実行委員は、10日(火)以降のすべての行事と懇親会への参加となり、時間の拘束と負担が大きいように感じました。この点は、前例踏襲を打ち破れませんでした。


2.東海実務補習所 補習委員合宿

 9月21日(土)、東海会の補習委員会の合宿に激励にお邪魔しました。東海会の実務補習委員会は、歴史的に、実務補習所の運営や補習生のサポートなどに活発な活動をしており大きな成果をあげてきました。現在の後藤委員長をはじめとする歴代の委員長も(過度に)熱い人ばかりで、この熱い活動は、東海会が他の地域会に誇るべきものの一つと思います。
 今回は、その補習委員のメンバー総勢26名が、常滑にある「Jホテルりんくう」に集結し、補習委員活動に関してガッツリとディスカッションし、その後は、バーベキューで懇親を図るというものでした。補習委員のメンバーの間では、補習委員活動に対して「やりがい」を感じながら、補習委員の在り方について議論がなされました。稲垣が特に感激したのは「補習生にとって思い出に残る3年間にしてもらうために何ができるか?」ということを議論されていたことです。自分が補習生だった頃には、こういったありがたみを知らずにいました、、、、(当時の補習委員の方、申し訳ありませんでした!)。
 参加された補習委員の皆さん、本当にお疲れ様でした!東海実務補習所の補習生のこと、よろしくお願いします!!

 

  以上

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