大会概要

開催日・会場

開催日
2024年9月12日(木)
会場
名古屋マリオット・アソシアホテル
marriott


メインテーマ

破壊、創造、承継。前例踏襲を打ち破れ。
~VUCAの時代に公認会計士が取り組むべき課題~

 サブタイトルにある『VUCAの時代』とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味します。
 「VUCA(先行きが不透明で将来予測が困難)の時代」と言われる現代は、数値の正確性や本質の見極めが困難となり、判断に影響を与える要素の多様性が増しており、公認会計士に対する社会のニーズが深化・多様化しています。そのような中、思考停止に陥り過去のやり方をそのまま前例踏襲するだけでは、社会の期待に応えることができず公認会計士は社会から取り残される可能性があります。
 そのため、VUCAの時代に生きる公認会計士には、『破壊』(=いったんゼロベースにして、変化し続ける環境に合わない古いやり方や考えを取りやめ、新しい発想を生み出すきっかけを作ること)、『創造』(=変化する環境に合った新たな価値を作り出すこと)、『継承』(=古(いにしえ)から続く諸先輩の遺産や伝統で今も価値を持つものは続けていくこと)の3つのプロセスを継続し、環境の変化に適応し続けることが必要と考えます。そして、クライアントの破壊、創造、継承のプロセスを支えていくことが、公共の利益に資することに繋がると考えます。
 東海地区といえば織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3英傑です。400年以上前の戦国時代は先行きが不透明で将来予測が困難な、まさしくVUCAの時代だったといえます。戦国時代において、破壊、創造、継承のプロセスで環境に適応し、平和な時代をもたらした体現者が東海地区にはいたわけです。
 今研究大会では、以上のような公認会計士自らの破壊、創造、継承に関する取り組みにつ いて、そしてクライアントの破壊、創造、継承を支援するための手段について皆で学び、前 例踏襲にとらわれないための機会としたいと考えております。


タイムテーブル

※決定次第公開予定
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