東海会の皆様、こんにちは!
今年もいよいよ師走がやってきました。年末と言えば、毎年恒例の公認会計士試験の合格発表が11月15日にありました。今年は、合格者数が1,603人(対前年比58人増)でした。男性1,244人、女性359人(女性比率22.4%)、最終合格率は7.4%(前年は7.6%)でした。合格者の皆さん、合格おめでとうございます。また、受験勉強お疲れ様でした!12月23日(月)には、東海実務補修所の合格祝賀会が企画されています(日程は、東海会CPA NEWS 12月号 P.12に掲載)。その模様は来月号にてご報告がありますので是非ご覧ください。
東海会 会長挨拶(2024年12月)
1.東海税理士会・名古屋税理士会・東海会の意見交換会
11月6日に、東海税理士会、名古屋税理士会と東海会の意見交換会が開催されました。この会は、堀江会長時代、2014年の税理士法改正時の公認会計士の税務業務に関する議論の際に、「霞が関はともかく、地域会ではしっかりと税理士と公認会計士がコミュニケーションをとろう」という趣旨で始まりました。以来、1年に1度、持ち回りで各会の事務局で開催をし、その時々のトピックスを議題に意見交換をしてきました。今回は、議題の一つでもある「士業の事務局オフィスのあり方」にふさわしく、東海会の事務局での開催でした。
東海会の伊東副会長から、東海会のオフィスリノベーションの取り組みについて、単なるリフォームではなく、事務局スタッフの業務の見直し、ペーパーレス、フリーアドレス、テレワーク等の生産性向上とオフィス利用活性化策の一環として行われたという趣旨の説明がなされました。併せて、残業時間の削減、休日出勤の削減、オフィス利用者数の増加等の成果も説明がありました。その後、税理士会の方とのたくさんの質疑応答がなされました。各会の事務局の立地、事務員の業務、会員の利用の仕方等も異なり、必ずしも、同じ方法が良い、ということではありませんが、両税理士会には有意義な情報提供ができたのではないか、と思いました。改めて、我々の執行部の年度でこういった施策を実施することができ、本当に誇らしい気持ちでした。
これ以外には、会務(会報)の電子化、SNSによる対外広報、包括外部監査人に関する連携、定期総会・賀詞交歓会の運営について、意見交換がなされ、東海会にとっても非常に有意義な会となりました。
意見交換会のあとは、東海会オフィスのコワーキングスペースで、ケータリングサービスを利用しての懇親会でした。こちらも、事務局オフィスでの懇親会という、これまでにない企画で、料理やお酒を取ったり、席を移動したりして、和気あいあいとコミュニケーションを取ることができました。
他の地域会にはない非常に有意義な会ですので、今後も継続して開催され、意見交換会が進化していくことを祈念します!
2. 德川家広さんとの食事会
名古屋大会2024で記念講演をして下さった德川家広さんから、名古屋での研究大会がとても楽しかったとのことで、食事会のお誘いを頂き、11月13日に食事会が実現しました。会計士協会からは、茂木会長と、稲垣・大島副会長の3人が参加しました。下北沢の德川さんの行きつけの和食屋さんで、徳川さんが持ってきてくださった美味しいワインを飲みながら、名古屋大会2024の講演内容、德川家の歴史、愛知県とのつながり、日本経済の見通し等々の広範な話題のお話をしました。
德川さんは、終始穏やかに、リラックスをされたご様子で、私たちへも大変なお気遣いを下さり、とても楽しい時間を過ごすことができました。德川さんからは「この会は、継続してやりましょう」「次回は、大塚のベトナム料理屋で!」とおっしゃっていただきました。また、来年は、德川さん、稲垣、大島副会長の3名が還暦ということもあり「お祝い会もやりましょう」ということでも盛り上がりました、名古屋大会2024は、いろいろな意味で貴重な体験をさせていただきましたが、合わせて素敵なご縁も頂くことができました。
3.本部役員とのコミュニケーション
(1)本部役員の懇親会
11月12日に、東京丸の内の東京會舘で本部役員の懇親会がありました。当日に開催された常務理事会と地域会会長会議の後に開催され、本部役員と地域会会長の約60名が参加されました。懇親会ですので、もちろん、和気あいあいとしたコミュニケーションが中心ですが、これだけのメンバーが集うわけですので、昼間の会議での話題の続きや、その他のいろいろな相談や頼みごとをするには絶好のチャンスです。昼間の地域会会長会議では、東海会から「名古屋大会2024の振り返り」を議題として上程し、氏原総務部長の渾身の力作であるプレゼン資料を使って20分程度説明をしました。この中では「次年度以降の提言」も含まれています。稲垣の説明後、比較的最近に開催をした北海道会・富樫会長、北部九州会・宮本会長ははじめとする複数の会長から、賛同と追加のご意見等も頂き、この議題で約50分(会議は全2時間30分)かかりました。懇親会の席でも、複数の方から、資料の内容のお褒めの言葉や、皆さんの関心や疑問等の多さを感じるとても良い機会だったとのコメントを頂きました。今回の資料と議論が、次年度以降の研究大会に生かされることを心から期待しています!
(2)鶴田・南副会長との会食
11月21日に、本部の鶴田・南副会長と稲垣・大島東海会副会長で会食をしました。元々は、稲垣と鶴田副会長とで「年末に美味しい蟹をたべよう!」と言っていた企画に、南副会長と大島さんが参加してくれたものでした。鶴田副会長は、研修担当の副会長で、名古屋大会2024を所轄する部署の責任者です。ですので、話題は当然に「名古屋大会2024に振り返り」になりました。当日は、11月の地域会会長会議の議案で使った資料を使って、再度、「提言」についてお話をさせて頂きました。鶴田副会長には、本部の所定の場所(会議等)で、この「振り返り」をレビューして頂き、2024年4月の本部常務理事会・理事会で報告された「研究大会の今後のあり方の再考について(今後の方向性)」のバージョンアップに役立てて頂き、今後の研究大会に何らかの形で生かして頂きたい旨をお伝えしました。鶴田副会長からも「しっかりとフォローして、今後に生かしていきたい」とのお言葉を頂きました。
以上